Web制作を続けていると必ずこの問題に直面する
品質、スピード、経費のバランスだ。
私はこの品質、スピード、経費のバランスを非常に重要視しています。
と言うのもこの3つのバランスは必ず崩れる事はないからです。
3つのバランスを崩すと
スピード重視かつ格安でお願い!と言う依頼があった場合、
確実に品質が下がります。(デザイン、内容、エラーなど)
スピードはいいから格安でお願い!と言う依頼があった場合、
品質はあがりますが格安なので合間の時間を利用するのでかなりの時間が掛かります。
要件定義の際
数多く依頼を受ける場合、この3つのバランスを
顧客、制作者双方が認識しておく必要があり、要件定義の段階で
本当に要件に見合った見積もりなのかをしっかりと考えておく事が必須です。
また、格安で依頼を受けて中途半端なものを出してしまうと
信頼低下や依頼が来なくなるなど悪循環しか生まれないのです。
3つのバランスをどうコントロールするかがカギ
我々、制作者は一般のビジネス同様お客様によろこんでもらってナンボの世界です。
しかし双方にWinWinが存在しない場合はお断りしたほうがいいです。
そのほうが後で信頼を下げてしまうよりも遥かに誠実だと考えています。
ですが、将来性や自分の成長の一歩になるという案件に関しては積極的に取り組んでいます。
もちろん、真っ当な経費で最大限以上のサービスを実現して行く事を念頭においています。
まとめ
要するにこの3つのバランスをうまく安定させれば
最高の品質の製品が生まれ、その製品を見たクライアントやエンドユーザーの喜びにつながるというもの。
もしこのバランスを理解していなければ泣きを見る制作に没頭してしまう事になります。(というよりなりました)
私は受注者と制作者のいい関係はいい商品を生み出す事と比例すると考えています。
いかに優れた技術だとしてもこのハンドリングを誤ればもったいない結果となってしまいます。
本当にいいものを生み出すWeb制作者だけが生き残って行くこの時代、是非ともこの3つのバランスは大事にしていきたいと思っています。